写真を届けるということ
写真について Rywzo
Ether Worksでは、写真をできるだけ手渡しでお届けするようにしています。
それは、ものの重みと、人とのつながりを大切にしたいと思うからです。
最近はデジタルで写真を楽しむ方も多く、中には「データだけあれば良い」という方もおられます。
それはそれで素敵なことだと思うのですが、実際に紙に焼いた写真の素晴らしさと、暮らしの中で楽しむライフスタイルフォトの良さも知っていただければ嬉しく思います。
また、撮影後にフォトグラファーが皆さまとお会いできる機会は、実は少ないものです。
そんな中で当日の思い出話や、写真の感想を直接聞けるのは僕にとってとても嬉しいことです。
それに、交流を深めれば今後の撮影も、より楽しんでもらえるのではないかとも感じています。
そんなこんなで、昨日も家族写真を撮影させていただいたご家族にお会いしてきました!
まだ2歳だった寿菜ちゃんもこの数ヶ月で3歳になり、たくさん喋るようになっててびっくり。
お土産のハーモニカを渡すと、嬉しそうにたくさん吹いてくれました。
でも、ご飯を食べたら眠くなっちゃうのはみんな同じですね。
甘えん坊怪獣のおでましです。
ぐんぐん育ってもやっぱりまだ子供。おしゃぶりした指が愛らしいですね。
その後、旦那様お奨めのバリ料理を堪能し、それからお写真を見ていただきました。
お気に入りを言い合ったり、撮影時の話をしたり。
写真に触れて心を通わす。こんな瞬間が生の写真が持つ魅力の一つです。
その後も旦那様はお話に盛り上がり、奥様はさらに写真を楽しんでいただき、
寿菜ちゃんはというと…
ぐっすり寝てました。
ここで旦那様が名案を思いついたようで、なにやらごにょごにょしていると…
あら不思議!
素敵なワンシーンができあがりました。
撮影の時もそうでしたが、旦那様はとても演出上手で頭が下がる思いです。
こうして直接手渡しをすると充実感もありますし、何より楽しいですね!
やっぱりお届けするまでが仕事なのだと改めて感じさせられました。
皆さまの都合もありますので、難しい場合は郵送になってしまうこともありますが、
これからもできる限り手渡しして参りたいと思います!よろしくお願いします。
Ijima family location session
Comments
Kzm
2011/06/22 - 8:41 pm
素敵な空間で素敵な写真を見ながら素敵な時間を過ごす。これって贅沢なことに見えて本来は人間として喜びを味わう為のごく一般的なことなのかもしれませんね。
最近ゆっくりとしたそういう時間がないので、『ゆとりの時間』を持てるようにしたいなと思います。
『物』があるお仕事っていいですよね。
Rywzo
2011/06/22 - 9:05 pm
そうですね。
本来自分が大切にしたいものって、
たくさんの情報や色んな価値観に流されてしまうのかもしれません。
友人の受け売りなのですが、「感覚は風化してしまうもの」なのだそうですよ。
写真はその「歯止め」をしてくれるのではないかと僕は思います。
僕自身も写真に助けられる形ではありますが、
『ゆとりの時間』と一生懸命な時間と、メリハリをつけて暮らしたいと思います!
コメントありがとうございました!